精神科に行こうと思ったとき、私が一番不安だったのは「いくらかかるのか分からない」という点でした。
調べてみると「数千円で済んだ」という声もあれば、「1万円以上かかった」という話もあり、正直なところ受診前から身構えてしまっていました。
この記事では、実際に私が精神科の初診を受けた際にかかった費用、
当日の流れや検査内容について、医療明細の写真とともに事実ベースでまとめています。
これから精神科を受診しようか迷っている方の判断材料になれば幸いです。
本記事はあくまで私個人の体験談です。
実際の費用や対応は病院・症状・検査内容によって異なる場合があります。
精神科の初診料はいくらかかるのか

初診と再診の違い
精神科も一般的な医療機関と同様に、「初診」と「再診」で診療区分が分かれています。
初めて受診する際には初診料がかかり、2回目以降は再診料となります。
初診では問診やヒアリングに時間をかける必要があるため、再診よりも費用が高めに設定されているのが一般的です。
精神科も例外ではなく、初回の受診時が最も費用がかかりやすい傾向があります。
診察のみであれば数千円で済むケースもありますが、
初診時に検査が行われる場合は、その分の費用が加算されます。
特にADHDやASD(発達障害)の診断を目的とした受診では、
初診から以下のような検査が行われることもあります。
心理検査
テスト検査
採血
これらが加わることで、初診料の合計金額が上がるケースがあります。
初診=高いと思われる原因
精神科の初診が「高い」と感じられやすい背景には、実際に費用が高額になるケースが存在することが挙げられます。
私自身がこれまでに経験した中で、初診料が高くなりやすかった例を挙げると、次のようなケースがありました。
– 大病院(病室200床以上)に診察に行く時”紹介状”がない場合
– 時間外受付(夜間受付)を利用して診察を行った時
これらのケースでは、通常の初診料に加えて追加の費用が発生することがあります。
ここでは詳細な金額までは触れませんが、「初診=高い」という印象が生まれる背景には、こうした条件が重なった体験があると考えられます。
実際にかかった初診料と内訳【実体験】

リアルな金額
私が初診で受診したのは ゆうメンタルクリニック大宮院 です。
診療明細はこちらです。


初診時にかかった費用の合計は 5,130円+2,200円で7,330円 でした。
内訳は以下のような構成です。
なお、受付時の説明では ADHD検査がなければ5,000円前後になる とのことでした。
つまり、今回の金額が高くなった主な理由は、検査が含まれていたためです。
※精神科初診時の会計明細。個人情報は伏せています。
金額が不安な場合
初診時に行われる検査については、病院や医師の判断による部分が大きいと感じました。
私の場合、最初にASD・ADHDに関する悩みを詳しく病院の先生に伝えたところ、
「より詳しく状況を把握するためにセルフチェックを行いましょう」と提案されました。
この検査は私のケースでは強制ではなく、実際に検査を行わずに診断された人を知っています。
そのため、必ずしも全員が初診から検査を受ける必要があるわけではないようです。
一方で、採血については今後薬を処方する可能性を考慮して必要になるとの説明がありました。
仮に、今回の私のケースで ADHD検査を行わなかった場合 は、
検査の1,409点分がなくなるため一気に安くなります。
初診当日の詳細

診察までの待ち時間と診察時間
当日の待ち時間は 15〜20分程度 でした。
待合室にはおよそ30人ほどいましたが、予約制ということもあり、極端に長く待たされる印象はありませんでした。
診察時間は 約30分。
初診はこのくらいの時間を確保しているとの説明があり、2回目以降は15分程度になるそうです。
「精神科は長時間拘束される」というイメージを持っていましたが、実際には比較的スムーズに進みました。
初診当日の流れ(受付〜会計まで)
初診時は、受付で 当日の流れが一覧になった紙 を渡されました。
そのため、「次に何をするのか分からない」という不安はほとんどありませんでした。
この一覧はパンフレットのような形式で、絵も添えられており、初めての人でも流れが分かりやすい内容になっていました。
当日の流れは、以下のような形です。
- 受付
- 問診
- 検査の説明
- 各種セルフチェック
- 医師の診察
- 会計
初めて精神科を受診する場合でも、全体の流れが事前に把握できるため、落ち着いて受診できると感じました。
流れが可視化されている点は安心材料になると感じました。
通常の他の病院よりスムーズに感じることができました。
診察時間も決まっているためサクサク進む感じです。
初診で行われた内容の全て

問診
まず初めはなんといっても問診です。
ここでは自分が思うこと、今まで言われてきたこと、思っていたこと、言われてきたこと、感じてきたこと、なんでもとにかく思うことを話しました。
私はここでADHDとASDについて詳しく話した上で、自覚があるという話しをしたので追加の検査が実施されることになりました。
採血
次に採血がありました。
これは今後処方される可能性のある薬が、体に問題なく使えるかを確認するためとの説明でした。
テスト検査
最後にテスト検査がありました。
簡単な心理課題として
「自由に木を描いてください」
という指示があり、用紙に絵を描くテストもありました。
加えて、以下のセルフチェック検査に回答しました。
- ASD:約20問
- ADHD:約50問
- うつ病:約20問
いずれもデジタル端末に回答を選択する形式でした。
問診では先生と対面で、採血は別室で、テスト検査は待合室でそれぞれありました。
初診で診断や薬

診断
今回の初診では、診断結果はすぐには出ませんでした。
検査結果は約1週間後に分かるとのことで、初診当日は問診と検査だけで終了でした。
少しモヤモヤしますが次の診察で全てが細かくわかるとのことでしたのでそれまで待つしかありませんでした。
診察後、そのまま次回の診察日を予約して帰る仕組みになっておりました。
薬の処方
今回、私の場合は診察のみで、薬の処方などはありませんでした。
実際初日から薬を処方されることもあるとのことです。
ですので、私は少なからず少し気分が冴えない感じではいましたが、次まで待つしかない状況でもありました。
今後の対応について
今後は次回の診察時で改めて聞かれるとのことでしたが、薬での治療とカウンセリング治療の2通りがあるそうです。
私はまだカウンセリングがどのようなものかわからないため、薬での治療を望んでいます。
全体を通して1時間かかるかかからないかくらいの時間でしたので、普通の通院と思うと何もかも普通に感じました。
まとめ|精神科の初診料を事前に知っておくと安心できる

今回の実体験から分かったことをまとめます。
- 精神科の初診料は、診察のみであれば5,000円前後
- 検査が入ると、7,000円前後になることもある
- 費用が高く感じやすい主な原因は、検査が含まれるかどうか
- 初診では、診断や薬が出ないケースもある
精神科の初診料が不安になるのは、情報が少ないことが大きな理由だと思います。
事前に「どんな検査があり、どのくらいの費用感なのか」を知っておくだけで、心理的なハードルはかなり下がります。
それでも不安な方は、念のため1万円ほど用意しておけば、ほとんどのケースで対応できます。
また、診察当日はうまく話そうとする必要はありません。
「とりあえず日々が不安で来ました」
「よく分からないけれど、相談したくて来ました」
このような伝え方でも十分です。
精神科の先生は、これまで何千人もの患者を診てきた専門家です。
自分の状態がうまく言葉にできなくても問題ありません。
分からないことは分からないまま、専門家に任せて大丈夫だと感じました。
この記事が、精神科の受診を考えている方にとって、
少しでも安心して一歩踏み出すための判断材料になれば幸いです。
次回は実際に精神科でやった検査の詳細とどのような診断結果が出るのかを書いていきます。


コメント