「飲み始めたのに、何も変わらない。」
ストラテラ(アトモキセチン)を飲み始めた最初の1週間、僕は何度もそう思いました。
忘れ物はする。
仕事のタスクは頭から抜ける。
イライラも、集中が途切れる感じも残っている。
それでも毎日飲み続けながら、心のどこかでは、
「何かが変わるかもしれない」
と期待していました。
この記事では、僕がストラテラを処方されてから最初の14日間に感じたことを、当時の記録としてまとめます。
これは僕個人の服用記録です。薬の感じ方や体調の変化、処方内容は人によって異なります。量や飲む時間を自分で変えず、気になる症状や不安は主治医・薬剤師へ相談してください。
精神科へ行くまでに10年以上かかった背景は、こちらの記事にまとめています。
最初の2週間を先にまとめると
この2週間で、急に別人になったわけではありません。
変化を感じない不安から、小さな違いはあるけれど確信できない状態へ移った、というのが一番近いです。
僕に処方されていた条件
- 薬:ストラテラ(アトモキセチン)40mg
- 飲んでいた時間:毎日、就寝前
- 最初の14日間の飲み忘れ:0回
これは僕に処方された条件の記録であり、同じ量や時間を勧めるものではありません。
飲み忘れないことは、かなり意識していました。
毎晩同じように飲むことが、途中からは希望というより、ただの作業のように感じる日もありました。
飲む前に、仕事と日常で困っていたこと
飲み始める前、僕が特に困っていたのは仕事でした。
- 仕事のタスクを覚えていられない
- 作業を中断すると、再開したときに頭がリセットされたようになる
- 忘れ物が多い
- 集中が途切れやすい
- 表には出さなくても、内側でイライラしやすい
「普通にこなしたいだけなのに、普通にできない」
その感覚が続くと、気合いや根性だけの問題ではないと思いながらも、自分を責めやすくなりました。
僕は、
変わりたい。楽になりたい。普通になりたい。
と思っていました。
だからこそ、薬へ期待していました。
1〜7日目|正直、何が変わったのか分からなかった
最初の1週間は、かなり静かでした。
医師からは、眠気などの体調変化が出る場合もあるという趣旨の説明を受けていました。
ただ、僕が自分で気づいた範囲では、この時点で目立つ体調変化はありませんでした。
それなのに、困っていたことも残っていました。
1日目、2日目、3日目と過ぎても、
- 忘れ物をする
- イライラする
- 集中が途切れる
- 仕事のタスクが抜ける
という状態は、すぐには変わりませんでした。
だから、心の中で思いました。
「……本当に何も変わらんじゃん」
変化がないこと自体よりも、このまま何も変わらなかったらどうしようという不安の方がきつかったです。
「僕には合わないのかもしれない」
「期待しているだけなのかもしれない」
そんな考えが浮かびました。
それでも飲み続けたのは、まだ途中だと思いたかったからです。
8〜14日目|「少し違うかも」と感じる場面が増えた
8日目を過ぎたあたりから、劇的ではないものの、
「ん?」
と思う場面が増えてきました。
僕が当時気づいたのは、次のようなことです。
- 机の角などにぶつかることが減った気がした
- 前日に終わった仕事の続きへ、翌日入りやすいことが増えた
- 途中で中断した作業へ戻りやすいと感じる場面があった
- イライラする頻度が減ったように感じた
- 忘れ物が以前より少ないと思う日があった
ただ、毎日安定してできたわけではありません。
ある日は、別のタスクをしながら人の話を聞けたように思う。
でも次の日には、同じことができない。
できる日と、できない日がありました。
「前より少しだけマシかもしれない」
と思う一方で、
「これを変化と呼んでいいのか」
という疑いも残りました。
それを薬による変化だと、僕は決めつけられなかった
小さな違いを感じるほど、別の不安が出てきました。
「これって、本当に薬による変化なんだろうか」
「思い込みやプラシーボなんじゃないか」
過去にも、頑張ればできた日はありました。
生活や仕事の状況によって、たまたまできた可能性もあります。
だから、良くなっているように感じても、
薬が効いたからこうなった
とは言い切れませんでした。
この時期の僕は、ずっと期待と疑いの間にいました。
ここに書いたのは、僕がその時期に感じた変化です。薬による医学的な効果だったかどうかを、この記事だけで判断することはできません。
14日目の診察で、変化と疑いをそのまま伝えた
14日目に診察がありました。
僕は、この2週間について、
- 良くなっている気はする
- でも思い込みかもしれない
- できる日と、できない日がある
と伝えました。
※診察時の言葉は、当時の記憶をもとに、意味を変えない範囲で要約しています。
医師からは、その点も含めて、1〜2か月ほど様子を見たいという趣旨の説明がありました。
その言葉を聞いて、僕は少し救われました。
今の揺れは「失敗」ではなく、まだ途中なのかもしれない。
そう考えられたからです。
- 自分が感じた小さな変化
- 変化が安定していないこと
- 薬によるものか確信できず、不安だったこと
最初の2週間で分かったのは、「まだ分からない」ということだった
ストラテラを飲み始めた最初の14日間を振り返ると、
- 最初の1週間は、変化が分からず不安だった
- 8日目以降、小さな違いを感じる場面が増えた
- それでも、薬による変化かどうかは確信できなかった
- 診察で迷いも含めて伝え、もう少し様子を見ることになった
という流れでした。
最初の2週間で、はっきりした答えが出たわけではありません。
むしろ、
「まだ分からないままでも、感じたことを医師へそのまま伝えてよい」
と思えたことが、僕にとっては大きかったです。
同じ薬を飲んでいても、僕と同じ経過になるとは限りません。
体調や不安、生活への影響が気になるときは、自分だけで判断せず、主治医や薬剤師へ相談してください。
このあとの記録について
このあと15〜28日目には、集中しやすいと感じた時期と、日中の強い眠気で仕事に支障を感じた時期が重なりました。
その記録は、別の記事として安全性を確認しながら整理しています。公開後、この位置から案内します。
治療を始めたあとも、生活の中で感じた孤独や居場所のことは、こちらにまとめています。
※この記事は僕個人の体験談です。薬の使用方法、効果、副作用を一般化するものではありません。処方内容の変更や中止を自分だけで判断せず、主治医・薬剤師へ相談してください。


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